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新造船タグボート「うつみ」進水

2016年12月15日

[製品]

新造船タグボート「うつみ」進水

「うつみ」進水式典(2016年10月24日)

 神原タグマリンサービス株式会社(本社:広島県福山市沼隈町常石1083、代表取締役社長:永井克征)は、2016年10月24日、常石造船株式会社(本社:広島県福山市)の海外拠点であるTSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES(CEBU), Inc.において、タグボート「うつみ」を命名・進水しました。
 本船は、1991年より主に常石港内での入出港補助に従事する曳船として活躍した「うつみ」の代替船であり、40年にわたる船齢を考慮し新造を決定したものです。神原タグマリンサービス株式会社では昨年、追加新造船した「鳳神丸」に続き、2年連続の新造船となり、長期にわたる経営基盤の強化につなげるねらいです。
 「うつみ」は、同社初の新造船の船名でもあり、今回の新造船で三代目にあたります。常石の対岸にある田島、横島の町名としてなじみ深い名であり、今後も二代目「うつみ」同様、地域に根差した業務を遂行していきます。
 同社への引渡しは、最終検査実施完了後(2017年3月予定)に常石で行われます。

■「うつみ」について 
船種: 3,200馬力型 曳船
船名:うつみ
長さ:26.00メートル
船幅:8.80メートル
深さ:3.80メートル
総トン数:約180トン
資格:進路警戒船、測方警戒船
主機:新潟原動機
推進器:新潟原動機
最高速力:13.4ノット(最大出力)
曳航力:前進 40.9トン、後進 37.2トン(最大出力)
最大搭載人数:旅客12名、船員5名
建造工場:TSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES(CEBU),Inc.

■神原タグマリンサービス株式会社について
造船・海運業を中心に事業展開する常石グループの海運事業会社です。タグボートと台船(デッキバージ)による曳航サービスや代理店サービスを提供しています。曳航サービスでは、陸上では輸送できないプラント用建屋などの大型構造物や海上クレーンなどの海洋土木工事に係る作業船など、多様な貨物を迅速に輸送、曳航しています。
本社所在地: 広島県福山市沼隈町常石1083番地
代表取締役社長:永井 克征
事業内容:内航輸送事業
設立:2015年1月
資本金:3,000万円
従業員:69人(2016年11月末現在)
所有船型:タグボート、台船
URL:http://www.kambara-tugmarine.com

- 本件に関するお問い合わせ先 -
神原タグマリンサービス株式会社
船舶部
pr@tsuneishi.com
TEL:084-987-2313